デマンド乗合タクシー「のってこタクシー」の運行概要及び利用方法
- [公開日:2024年7月16日]
- ID:1686
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のってこタクシーの運行概要及び利用方法
のってこタクシー1回300円、最短ルートで町内の目的地へ
いくつになっても住み慣れた地域で生きがいを持って暮らしていくために、公共交通はなくてはならない移動手段です。
交通不便地の解消と公共施設への足の確保、高齢者の外出支援といった需要に応えるために、検討を重ね今回導入することになったのが、デマンド乗合タクシー、愛称「のってこタクシー」です。
「のってこタクシー」は、路線バスや通常のタクシーとは異なり、電話で予約して、地域の集会所などに設置した停留所から、目的地の近くの停留所まで乗車することができます。
通常のタクシーと大きく違うのは、町内を一つのエリアとしており、乗降場所があらかじめ設置された停留所に限られていることです。また、同じ時間帯や経路で、複数の予約があった場合は、乗合いになることです。
また、路線バスが運行している場所(近く)からの乗降は、バスを利用することが可能なため、移動制限を設けています。
例)林の停留所から役場へは、府道を路線バスが運行しているため、利用することができません。
乗車する前に、電話での予約は必要ですが、今まで「のってこバス」が通ることができなかった狭い場所や地域へも運行し、より近くの停留所から乗降できます。また、目的地へ最短ルートで走行するため、移動時間を大幅に短縮することができます。
■利用できるのは
久御山町に在住の小学生以上の方で、事前に利用登録している人が利用できます。
■乗車できる場所は
自治会の集会所などを中心に町内に65箇所の乗降停留所を設置しております。
■利用できる時間帯は
午前8時台から午後5時台まで利用できます。各停留所での乗車時刻は○時00分、15分、30分、45分と、15分単位で指定してください。
■利用料金は(1人当たり)
利用料金については、乗合人数によって変動するシステムとなっております。なお、大人の乗車人数での判定となります。
○大人1人乗車の場合、大人300円、子供200円
○大人2人乗車の場合、大人300円、子供100円
○大人3人以上の乗車の場合、大人200円、子供100円
利用料金は、「のってこタクシー」回数券でのみのお支払いとなります。回数券は100円券11枚綴りが1,000円で、のってこタクシー車内や、役場新市街地整備課、福祉課、クロスピアくみやま、ゆうホールでお求めいただけます。
※子供料金は、小学生に適用されます。中学生以上は大人料金になります。乳幼児は無料です。
■乗り継ぎ助成があります
下表のとおり乗継停留所から鉄道駅まで100円(子供50円)で乗り継ぐことができます。
のってこタクシー降車時に、乗務員から乗継券を受け取り、路線バスの料金支払い時に乗継券と現金でお支払いください。
乗継停留所 | 乗継後の行先(1) | 乗継後の行先(2) | 乗継後の行先(3) | 乗継後の行先(4) |
---|---|---|---|---|
まちの駅クロスピアくみやま | 京阪中書島駅 | 近鉄大久保駅 | ー | JR松井山手駅 |
京都岡本記念病院前 | ー | ー | ー | JR松井山手駅 |
北川顔 | ー | ー | 京阪淀駅 | ー |
久御山町役場前 | ー | 近鉄大久保駅 | 京阪淀駅 | ー |
「のってこタクシー」を利用するには、まずは利用登録してください
■利用登録受付
のってこタクシーを利用するには、事前に利用登録が必要です。一度登録すれば、毎年登録する必要はありません。
登録できるのは、久御山町に住民登録している小学生以上の方です。
役場新市街地整備課、クロスピアくみやま、ゆうホール、総合体育館、いきいきホール、あいあいホール、荒見苑で受付を開始しています。
■登録方法
(1)利用登録申請書を提出
利用登録申請書に必要事項を記入し、役場新市街地整備課、クロスピアくみやま、ゆうホール、総合体育館、いきいきホール、あいあいホール、荒見苑へ提出してください。
役場新市街地整備課へ申請に来られる場合は本人確認ができるもの(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど)をご持参ください。
代理人の申請、郵送での申請もできますので、役場新市街地整備課へ問い合わせてください。
申請書は、役場新市街地整備課、クロスピアくみやま、ゆうホール、総合体育館、いきいきホール、あいあいホール、荒見苑にも置いているほか、こちらのページ下の「のってこタクシー利用登録申請書」からもダウンロードできます。
(2)電話での利用登録申請
電話でも利用登録申請を受け付けております。
新市街地整備課 075-631-9903
0774-45-3904
■登録証を受け取る
登録証は、申請時に個人ごとにお渡しします。のってこタクシー利用時に必要ですので、大切に保管してください。他人に貸与することはできません。
のってこタクシーのご利用には、利用登録が必要となります。利用登録につきましては、久御山町に住民登録のある方で小学生から利用登録できます。
利用の流れについて
(1)利用者が電話する
のってこタクシーの予約センターに、乗車時間の1週間前から1時間前までに電話で、登録番号、氏名、利用人数、乗車停留所名と停留所番号、乗車時間、降車停留所名と停留所番号を告げて予約してください。
予約受付時間は、午前8時~午後8時までです。ただし、午前8時台に利用する場合は、前日の午後8時までに予約してください。
(2)のってこタクシー予約センター 0120(22)9380
(3)予約した停留所で乗車
他の利用者との乗り合いや、交通事情により、10分程度お待ちいただくことがあります。
(4)目的地へ
同じルートで利用する他の利用者と乗り合いになる場合があります。
(5)目的地の停留所に到着
「のってこタクシー」導入に至る経緯について
鉄軌道のない本町の公共交通は、バス交通に依存しており、民間の路線バスに加えて、平成16年から町内巡回「のってこバス」を町営で運行してきました。
のってこバスは、東西2路線で運行し、より多くの人に乗っていただこうと、全世帯アンケート調査や地域公共交通会議の意見などを踏まえて3回にわたるルート変更や、乗り入れ地域の拡大、バス停の新設など運行内容の見直しを行ってきました。
しかし、乗客数の大幅な改善にはつながらず、平成26年度の実績では、1便当たりの平均乗客数は東ルート約3.5人、西ルート約5.8人で、空車で走らせることもしばしばありました。
一方、運行経費は、年間約4,500万円必要で、運賃収入約700万円を差し引いた約3,800万円を町が支出して運行してきました。1人1回当たり乗車費用に換算すると、東ルートで1,126円、西ルート576円を必要としていたのです。
さらに、運行開始から11年を経過し、バスの耐用走行距離とされている50万キロを超えて、車両の故障頻度も多くなり、運行を継続するには、車両の買い替えに約3,200万円の費用を投じなければなりませんでした。
町の厳しい財政状況を考え、将来に向けて持続可能な財政運営を図るためには、この機会に抜本的な見直しをすることが迫られていました。
のってこタクシー運行概要パンフレット
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のってこタクシー停留所マップ
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のってこタクシーQ&A
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のってこタクシー利用登録申請書
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委任状
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お問い合わせ
久御山町役場都市整備部新市街地整備課(2階)
電話: 075(631)9903、0774(45)3904
ファックス: 075(631)6149
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