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あしあと

    とんど

    • [公開日:2010年3月20日]
    • ID:233

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    東一口のとんど

     久御山町東一口(ひがしいもあらい)では、近世以来、本当座・御幣(ごへい)座・御箸(おはし)座の3つの宮座が形成され、毎年1月15日には3座合同でとんどをおこないます。
     とんどは、大竹で支柱となる三角形の骨組みを作り、竹の交差する部分に傘をつけ、その上に多くの竹を挿し、さらに中央の御幣と扇子をつけた竹を一本高く立てます。高さは約7.5メートルにも達します。
     とんどは、左義長(さぎちょう)とも呼ばれ、小正月に無病息災などを祈って全国的に広くおこなわれる火の行事です。
     もともとは、宮中で行われた正月15日あるいは18日の行事で、時代が変わるにつれ、公家・武家から庶民にまで広がっていきました。
     東一口のとんどは、こうした左義長の流れをくむ行事で、京都府登録無形民俗文化財に指定された貴重な民俗文化財です。また、この地域以外にも西一口(にしいもあらい)、野村、藤和田、北川顔(きたかわづら)、田井で同様の行事がおこなわれています。

     

    東一口のとんどの写真

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